この成分分析は、日本食品分析センターにて、実際の商品「みわ馬100% 馬すじボイルミンチ(犬用冷凍)」として依頼・検査されたものです。

検査の依頼者は、製造元である株式会社ソルベラノ(Solverano)名義で提出されていますが、当商品に該当するものであり、
分析結果は、以下に掲載している成分グラフおよび数値と同一です。

[日本食品分析センターによる成分分析結果はこちら]

足さない、混ぜない、まっすぐな栄養

水分量はわずか 34.0%。一般的なウェットフードや半生フード(75〜85%)に比べて大幅に抑えられており、そのぶん栄養がぎゅっと凝縮されています。

たんぱく質は20.7%。この数値は一般的な馬肉と比べても標準的〜やや高めの水準で、筋肉や皮膚の健康を保つために欠かせないアミノ酸をしっかり含んでいます。

脂質は45.8%と高めですが、これは「無駄の少なさ」の証でもあります。
粗繊維は0.1%未満、灰分は0.3%と極めて少なく、骨粉や混ぜ物などの添加を一切行っていない、シンプルで誠実な製法が生んだ純度の高い仕上がりです。
その脂質の約6割以上は不飽和脂肪酸で構成されており、エネルギー源として優れているだけでなく、酸化や劣化のリスクも低く、安心して与えられる質を備えています。さらに、n-6 / n-3比は約6.5とバランスがよく、皮膚や被毛の健康を守り、腸内環境の安定化にも役立ちます。

肉の香りとコクは、犬の本能をくすぐるごちそうです。

この芳ばしい香りの多くは脂肪に含まれる成分から生まれ、嗅覚を通じて食欲を刺激し、本能を呼び起こす重要な要素となります。
食べた瞬間に広がる香ばしいうまみは“ちゃんと肉を食べた”という満足感をまっすぐ届けます。


脂肪酸組成

不飽和脂肪酸

項目 含有量 (%) 栄養的特徴
オレイン酸 (18:1) 35.8% 良質な一価不飽和脂肪酸。皮膚・毛艶・免疫に有効
リノール酸 (18:2n-6) 16.2% 必須脂肪酸。被毛・皮膚に重要
パルミトレイン酸 (16:1) 9.6% 皮膚や粘膜の健康維持に寄与
α-リノレン酸 (18:3n-3) 2.5% オメガ3系脂肪酸。抗炎症作用や脳の健康に貢献
その他の不飽和脂肪酸 2.1% ごく少量含まれる他の不飽和脂肪酸

飽和脂肪酸

  
項目 含有量 (%) 栄養的特徴
パルミチン酸 (16:0) 25.7% エネルギー源となる代表的な飽和脂肪酸
ミリスチン酸 (14:0) 4.0% 細胞膜の構成に関与。摂取量は適量が望ましい
ステアリン酸 (18:0) 2.6% 中性で安定性が高く、酸化しにくい
その他の飽和脂肪酸 0.8% ごく少量含まれる他の飽和脂肪酸

※ 未同定脂肪酸 0.7%
(脂肪酸として検出されたが、飽和・不飽和のいずれにも分類できなかった成分)